6月の法改正まで、あと10日。
それまでに大型自動車の免許がほしかったのですが、雲行きが怪しくなってきました。
二輪の指導員になるための試験も一段落したので、また練習を再開しました。


ある昼休み、あなたに、
「また大型の練習に付き合ってほしいのでが。」とお願いした。

「いつ以来乗ってないの?」とあなた。

「あなたと、s字クランクに行って以来です。」

「あははっ、それはだいぶ前だね。うん、練習しよ。」


その日の課題は、クラッチ操作。
坂道で、アクセルを使わずセカンドギアでフット発進(サイドブレーキを使わず踏み換えによる発進)の練習。
まぁ何とか。
微妙に下がってしまうのが、悔しい。

なので、
「明日の昼までにできるようにしておきます。」とお礼を言った。

そうしたら、
「明日の朝、練習するの?何時に来るの?」

「8時ちょい過ぎには来れたらいいなと思ってます。」

「うん、わかった!」

「えっ?いいですよ、自分でやっておきます。あんまり無理しないでください。」とちゃんとお断りしました。
だって、そこまで頼れない。


次の日の朝、私は一人で練習していたら、トラックの方に走りながら手をあげているあなたを発見!
急いであなたの元に向かいました。
まさか、早起きまでして練習に付き合ってくれるとは!

低血圧のあなた。
とっても眠そう。
「ごめん、何もしゃべれないかもしれないけど、とりあえず行こう。」とあなた。

坂道発進をやりつつ、いろんなコースを回りました。
あなたは、やっぱりあんまり喋らなかったけど、ちゃんと見ててくれたのが嬉しかった。
そんな、早起きしてまで練習に付き合ってくれなくたって良かったのに。
でも、嬉しかった。

その日の昼休みも練習。
あなたは午後、高齢者講習を担当予定で書類の準備があるから、一人で練習しにトラックに向かった。
そうしたら、またタクシーを呼び止めるかのように、私のトラックを呼び止めるあなた。

「高齢者講習ですよね?準備はいいのですか?」

「うん、終わらせてきた!」

そんなぁ。
いつも、昼休みは昼寝したり、コーヒー飲んだりしてのんびり過ごしていたあなたが、そんな積極的に練習を見てくれるだなんて。

トラックの中の会話は、全部運転に関する事。
もちろん、それ以外のことは話しません。
でも、私を心配してくれていることが、免許を取らせてやりたいって思いが痛いほど伝わってくる。

気にかけてくれて、ありがとうございます。

そういう優しさも含めて、やっぱりスキ。

コメント

実

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索