今日の夕方のある教習時限終了後のお話。

教習が終わって校舎に帰る途中、あなたが乗っていたはずの教習車のライトが点けっ放しだった。

遠くの方に停めてあって、暗くて人がいるかわからなかったけど、乗ってるのかな?と思って、そのまま校舎に戻った。

今から、20分休み。

校舎に戻ったら、あなたがいたので、あれ?と思って聞いてみた。

「○○号車、左側の広場の奥から3台目に置きました?ライト消しました?」

「うそ、あれ?消したっけなぁ。」

「たぶん、さっきまで点いてたような・・・。」

「もちろん消してくれたんだよね?」

「人が乗ってると思って・・・。消してきます。」

「いいよ、自分で行くよ。」

「いいですよ?不確かだし、見てきます。」

と言って私は校舎から駐車場へ向かった。

寒かったので小走りで。

少し走って、後ろに気配を感じて振り返ったら、あなたも走ってた(笑)

「何で来るんですかー!私が見てくるって言ったじゃないですか〜。」

「あはははは。」

とあなたは笑ってた。

よくわかんないけど、二人して車まで走っちゃった。

途中から自分が先に車に着くんだ!って二人とも意地になったりして。

結局、同着。

なので、私がドアを開けて、あなたがライトを消しました。

その後は校舎までのんびり歩いて帰りました。

「○○さん(あなた)の、走り方って変わってますよね。普段でも二輪の時でも○○さんが走っているとすぐわかりますもん。」

「そう?何、そんなに速そうに走ってる?」

「うーん、一生懸命走ってます。なんか飛び跳ねてる感じです。」

「ははっ。そう?」

なんて、くだらない会話をしながら校舎に向かいました。

でも、校舎までもう少しって所で二人ともまた走り出しました。

何の打ち合わせもないのに、二人してほぼ同時に。

そう、今度は校舎の自動ドアのタッチパネルを先に押そうと走ったのです。

タッチパネルもほぼ同着。

少し、あなたの方が速かったかな?

で、また「お先にどうぞ。」と譲り合う。

結局、ラチがあかないので、二人して一緒に自動ドアを通りました。

その後は、あなたは左へ、私は右に進路をとり、無言で別れました。

まーったく、何やってんだろ。

でも、こんな些細な事が楽しくって楽しくってたまらない。

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